2026.04.20
くせ毛の原因や対処法は?タイプ別の特徴やくせ毛を活かすスタイリング方法も

「朝セットしても広がる」「湿気でうねる」などの悩みを引き起こすくせ毛の原因は、遺伝だけではありません。扱いやすい髪を目指すには、くせ毛の原因を正しく理解し、自分に合った対処法やケア方法を見つけることが大切です。この記事で紹介するホームケアのポイントやおすすめのヘアアイテムを取り入れて、自信の持てる髪を手に入れましょう。
1くせ毛とはどんな状態?

くせ毛とは?
- うねったり、ハネたりしている髪質のこと
くせ毛とは?
直毛の断面が円形であるのに対し、くせ毛の髪の断面は楕円形です。これは、髪の毛穴の形に関係しており、毛穴の形が曲がっていると髪内部の成分配置に偏りが出るため、くせ毛が生えやすくなります。
くせ毛には、遺伝が関係している先天的なものと、後天的に引き起こされるものの2種類があります。後天的な要因には、髪の毛へのダメージや生活習慣などが関係している場合が多いです。くせ毛は湿気によって髪の毛が広がりやすい点が特徴で、個人差があるものの、髪のダメージを受けやすいこともあります。
2くせ毛の5つの種類と特徴!あなたはどのタイプ?
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
波状毛(はじょうもう) | 波のようにうねっている |
捻転毛(ねんてんもう) | らせん状にねじれている |
連珠毛(れんじゅもう) | 数珠のような凹凸がある |
縮毛(しゅくもう) | 細かく縮れている |
波状毛(はじょうもう)
波状毛とは、波のように髪がうねっていて、湿気によって膨らみやすい髪質です。緩やかなウェーブもありますが、ウェーブが小さいとくせが強く出る場合が多いでしょう。また、一見直毛に見えても、髪の内部に波状毛が混ざっていることもあります。波状毛はとくに、日本人に多いタイプのくせ毛です。
捻転毛(ねんてんもう)
捻転毛は、髪が毛先に向かってらせん状にねじれているタイプで、細くやわらかい髪質に多く見られるくせ毛です。表面がザラザラしており、髪がパサついて見えることもあります。毛の流れが均一になりにくいため、ボサボサとした印象を与えることも。また、ねじれ部分が引っ掛かりやすく、ブラシなどの摩擦によって切れ毛にもなることもあります。
連珠毛(れんじゅもう)
連珠毛は、日本人には珍しいタイプのくせ毛で、1本の髪の毛に、太い部分と細い部分が交互に連なるような凹凸があります。数珠のような形で、表面がボコボコとしているのが大きな特徴です。太い部分は強度があるものの、細い部分は弱くちぎれやすいことも多いでしょう。見た目にツヤ感もなく、手触りもざらざらしています。
縮毛(しゅくもう)
縮毛は、髪が細かく縮れているタイプのくせ毛です。表面がゴワつきやすく、ツヤもあまりありません。髪全体にボリュームが出るため、アフロヘアのような状態になります。波状毛や捻転毛が混じっていることもあるため、くせ毛の中でもとくにくせが強く、スタイリングが難しい場合もあるでしょう。
3くせ毛を引き起こす2つの原因
ここでは、くせ毛を引き起こす後天的な原因を解説します。くせ毛の原因は、普段の生活での習慣に隠れていることもあるため、この機会に見直してみましょう。
毛穴の詰まりや皮脂汚れ
くせ毛には、毛穴の形状が大きく関係しています。とくに、毛穴の詰まりには注意が必要です。毛穴が詰まると、毛穴にゆがみが生じ、真っすぐな髪が生えにくくなります。シャンプーやリンスなどの洗い残しや皮脂汚れは、毛穴を詰まりやすくするため注意しましょう。
加齢や生活習慣の乱れ
加齢や生活習慣の乱れも、くせ毛を引き起こす原因の一つです。加齢の場合、頭皮がたるむことにより毛穴が変形し、髪内部の成分配置に偏りが出ることでくせ毛を引き起こす可能性があります。また、食生活の乱れやなどの生活習慣によって、頭皮の健康状態が悪化することもあるため規則正しい生活を心がけましょう。
4くせ毛を悪化させる4つの要因
くせ毛は、髪の毛がダメージを受けることで悪化することもあります。ここでは、くせ毛を悪化させる4つの要因について解説するので、十分にケアできているか確認してみましょう。
カラーやパーマなどによるダメージ
カラーやパーマは、髪表面のキューティクルを一時的に開き、薬剤を髪内部に浸透させて色やカールを定着させる施術です。その過程で、髪の水分や内部の成分が失われやすくなり、ダメージが進むことで、くせ毛が悪化する場合もあります。とくに、頻繁にカラーやパーマなどを繰り返す方は、髪へのダメージが蓄積している可能性が大きいです。
ドライヤーやヘアアイロンなどによる熱刺激
髪の毛は熱刺激に弱いため、ドライヤーやヘアアイロンで必要以上に熱を当ててしまうと、髪内部の水分を失う原因になります。テレビやスマホを見ながらドライヤーを使用し、長時間同じ場所に熱を当て続けてしまう方は要注意です。また、高温に設定したヘアアイロンを頻繁に使用する方も、使用方法を見直した方がよいでしょう。
タオルやブラッシング、枕などによる摩擦
髪にとって、摩擦による刺激もダメージの一つです。シャンプー後の乱雑なタオルドライや、力任せのブラッシングはNG。とくに、濡れている髪はキューティクルが剥がれやすいため、丁寧に扱う必要があります。また、枕などの寝具との摩擦も気づかないうちに髪にダメージを与えている可能性もあります。
紫外線による刺激
顔や肌と同じく、髪も紫外線の影響を受けています。顔や腕などには日焼け止めを塗っていても、髪の紫外線対策はしていないこともあるでしょう。髪が紫外線を浴びると、内部のタンパク質が破壊され、乾燥の原因になります。その結果、くせ毛の悪化につながる可能性もあります。
5美容室でできる?くせ毛の対処法
美容院でできる対処法
- トリートメントで水分バランスを整える
- ストレートパーマをかける
- 縮毛矯正をする
- くせ毛を活かしたカットをする
軽めのくせ毛の場合は、美容院でトリートメントやストレートパーマをかけるのもよいでしょう。一方、くせが強めの場合は、縮毛矯正という選択肢もあります。ただし、縮毛矯正は髪へのダメージも大きい施術です。くせ毛の状態を見極め、担当の美容師と相談しながら進めていきましょう。
また、くせ毛を活かしたカットにしてもらうのもおすすめです。くせ毛予防をしながら、スタイリングしやすいヘアスタイルにできるでしょう。
6くせ毛さん向け!5つのホームケアのポイント
くせ毛に悩む方は、まずは日々のホームケアを見直してみましょう。トリートメントで髪を保湿する、ドライヤーやヘアアイロンを正しく使うなど、ちょっとしたポイントで簡単にケアできます。
髪質に合ったシャンプーで丁寧に洗う
まずは、今使用しているシャンプーが自分の髪質に合っているか確認してみましょう。くせ毛は髪内部の水分や成分バランスが偏っている場合が多いため、うるおいを与えたりバランスを整えたりしてくれるシャンプーがおすすめです。
髪を洗う際は、以下のポイントを意識してみてください。まずは38℃前後のぬるま湯で2~3分間洗い流し、汚れを取り除きましょう。シャンプーを手のひらで泡立ててから、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗います。すすぎ残しは毛穴の詰まりの原因になるため、丁寧に洗い流しましょう。
髪を洗う際のポイント
- 38℃くらいのぬるま湯で2~3分間洗い流す
- 指の腹を使ってマッサージするように洗う
- すすぎ残しがないように洗い流す
インバス・アウトバストリートメントで髪を保湿する
くせ毛は個人差があるものの、ダメージを受けやすい場合もあるため、ホームケアでの保湿が欠かせません。保湿はインバストリートメント(洗い流すタイプ)とアウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)がおすすめです。
インバストリートメントを使用する際は、使用方法を確認したうえで適した場所に塗布し、しっかりと洗い流すのがポイントです。アウトバストリートメントはタオルドライ後に使用し、必ずドライヤーで乾かしましょう。
アルタイムのおすすめアウトバストリートメント
ドライヤーを正しく使って乾かす
濡れた髪は、自然乾燥ではなくドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。髪が濡れたまま放置すると、髪内部の水分の蒸発によってダメージを受け、くせ毛を悪化させる可能性もあります。ドライヤーを使用する際は、ブラシなどで根元をすくい、伸ばしながら温風を当てるのがポイントです。
ドライヤーを正しく使うポイント
- 髪の根元から乾かす
- 手やブラシでくせを伸ばしながら乾かす
摩擦を抑えて優しくブラッシングする
力任せにブラッシングすると、髪の毛に負担がかかります。ブラッシングする際は摩擦を与えないように、毛先から少しずつとかすことがポイントです。また髪の表面だけでなく、くせの出やすい内側をしっかりブラッシングすることも重要です。内側のブラッシングがしにくい場合は、外側の髪をピンで留めてから行うとよいでしょう。
紫外線対策や外出中のケアも徹底する
髪の毛はもちろん、頭皮を守るためにも、日頃から紫外線対策を意識しましょう。日傘や帽子だけでなく、紫外線対策用のヘアケア製品の活用もおすすめです。
また、紫外線対策に加えて、外出先でのヘアも欠かせません。くせ毛は湿度の影響を受けやすいため、髪内部の水分バランスを整える成分が含まれたヘアケア製品を持ち歩き、こまめにケアしましょう。
7くせ毛を活かす!スタイリング方法のポイント
くせ毛を直すのではなく、活かすという選択肢もあります。ここでは、くせ毛を活かして自分らしいスタイリングのための4つのポイントを紹介します。
くせ毛を活かしたカットをしてもらう
くせ毛を活かしたカットをしてもらうことで、髪の動きを活かした自然なスタイルに整えやすくなります。くせの出方や髪のボリュームに合わせて長さや量を調整してもらうことで、毎日のスタイリングも楽になるでしょう。なりたいイメージや写真をもとに、美容師と相談して決めると安心です。
スタイリングの際は根元からしっかりと濡らす
スタイリングの際は、髪の根元から濡らして寝ぐせやうねりを整えることがポイントです。髪が乾いた状態ではまとまりにくいため、水分を与えることでスタイリングをスムーズにします。
髪全体を濡らしたら、ヘアオイルやヘアミルクなどをなじませてから乾かしましょう。髪の毛を優しく引っ張りながら根元から乾かすと、全体のシルエットがまとまりやすくなります。
ヘアアイロンを正しく使う
ヘアアイロンは、くせ毛を無理に伸ばすのではなく、全体の動きを整える目的で使用するのがポイントです。毛先や髪の表面を軽く整えることで、くせの自然な動きを活かしたスタイリングに仕上げやすくなります。
髪が濡れている状態でヘアアイロンを使用するとダメージの原因になるため、必ずしっかり乾かしてから使いましょう。また、高温で何度も同じ部分にヘアアイロンを当てるのは避け、髪を熱から保護するオイルやスタイリング剤の使用がおすすめです。
ヘアアイロンを正しく使うポイント
- 基本的には140~180℃が推奨されるが、傷みがちな髪の場合は130℃以下で使用する
- 軽くすべらせるように当てる
- 必ず乾いた髪に使用する
髪質に合ったスタイリング剤を使う
くせ毛を活かしたスタイリングには、髪質や仕上がりのイメージに合ったスタイリング剤選びが大切です。細くやわらかい髪質の場合は、軽めのテクスチャーのヘアミルクで動きを残しつつ、まとまりを出すとよいでしょう。髪の毛が太く広がりやすい場合は、ヘアオイルやバームでボリュームを抑えると扱いやすくなります。
8くせ毛を活かす!おすすめのヘアスタイル3選
髪質に合ったスタイルを選ぶことで、くせ毛ならではの魅力を引き出せます。ここでは、やわらかな動きやニュアンスを出しやすい、くせ毛さんにおすすめのヘアスタイルを紹介します。くせ毛を活かすには、ここで紹介するもの以外のヘアスタイルもあるので、美容室で相談してみましょう。
くせ毛ロングでやわらかな印象に(ウェーブ)
やわらかなくせ毛ロングの方におすすめのヘアスタイルです。ストレートに矯正するのではなく、くせをウェーブとして活かすことで、ナチュラルでふんわりとした印象になります。前髪をアップし、クールな雰囲気を楽しむのもよいでしょう。
くせ毛を活かして立体感のあるスタイルに(ウルフ)
ミディアムの方は、ウルフヘアにするのもおすすめです。くせ毛を活かして、動きや立体感のあるヘアスタイルが作れます。広がる部分もすっきりと抑えられるため、毎日のスタイリングもスムーズになるでしょう。重すぎず、こなれ感を出したい人にもぴったりなヘアスタイルです。
軽やかでまとまりのある印象に(ボブ)
くせ毛を活かしたボブスタイルは、軽やかな印象で、まとまりよく見せられるのがポイントです。くせによっては、襟足も短くしてスッキリさせ、トップにくせ毛による動きを持たせるのもよいでしょう。襟足以外にも、前髪やもみあげの長さでも印象を変えやすいスタイルです。
9くせ毛に関するよくある質問
くせ毛に関するいくつかの質問をまとめました。くせ毛でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.くせ毛から直毛にできる?
A.くせ毛を完全に直毛にするのは難しいでしょう。
ただし、日々のケアや美容室での施術によってくせを抑えたり、一時的にまっすぐにしたりすることは可能です。縮毛矯正やストレートパーマをかける、ヘアアイロンを使って髪を伸ばすなどでもくせは抑えられます。また、「くせ毛を活かす」のも選択肢の一つです。美容師と相談しながら、自分の髪質に合うスタイルを叶えましょう。
Q.くせ毛にパーマをかけてもよい?
A.髪質やくせ毛のタイプによります。
パーマをかけても問題ないタイプもありますが、パーマによって髪が傷んでしまう、そもそもパーマがかからないといった場合もあるため注意しましょう。とくに、髪がチリチリしたり、ごわついたりしている場合は、パーマには向いていない可能性があります。パーマを検討している人は、まずは美容師に相談してみてください。
Q.くせ毛を活かす方法は?
A.くせ毛のタイプに合わせたヘアカットや、髪質に合わせたスタイリング剤の使用によって、くせ毛を活かしたスタイリングを楽しめます。
まずは、美容室で適切にカットしてもらい、スタイリングしやすく自分らしいヘアスタイルを手に入れましょう。また、髪質に合わせたスタイリング剤を使うのも重要です。ヘアアイテムの選び方については、以下の記事を参考にしてみてください。
10くせ毛をケアして、理想のヘアスタイルを楽しみましょう
髪がうねったりハネたりして、毎日のスタイリングが大変……と悩んでいるくせ毛の人も、自分のくせ毛のタイプや原因を知ることで対策ができます。くせ毛を少しでも抑えるためには、毛穴のケアや生活習慣の見直し、ダメージを抑えるホームケアなどが欠かせません。 また、くせ毛を活かしたヘアスタイルにチャレンジするのもおすすめです。自分の髪と上手に付き合いながら、毎日のスタイリングを楽しみましょう。
ウエラ プロフェッショナルのヘアケア製品では、くせ毛のケアに最適なヘアアイテムを多数取り揃えております。湿気に影響されがちなくせ毛でお悩みの方には、水分コントロールができるアイテムがおすすめ。また、ヘアアイロンをお使いの方には、熱から髪を保護できるスプレーやオイルが最適です。外部刺激から髪を守り、くせ毛をケアするためにも、ぜひウエラのヘアケア製品をチェックしてみてください。



