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2025.09.16

髪の毛の静電気を抑える方法は?静電気が発生する原因や対処法を紹介

鏡の前で髪型を確認する女性の画像

特に乾燥が気になる冬、髪の毛の静電気がひどい、と悩んでいませんか。この記事では、静電気から髪の毛を守る対処法やおすすめのヘアケア製品を紹介します。静電気が発生する原因や、髪の毛に与える影響も解説するので、これからの時期の静電気対策に役立てください。

INDEX

1髪の毛に静電気が発生するのはなぜ?原因を解説

髪をブラッシングする女性の画像

空気の乾燥や過度なブラッシングによって、髪の毛に静電気が発生する場合があります。まずは、髪の毛に静電気が発生する主な4つの原因について詳しく見ていきましょう。

空気の乾燥

空気の乾燥は、静電気が発生しやすくなる主な原因の一つです。湿度が低くなると空気中の水分が少なくなり、髪の毛や周囲の物質との間で電気がたまりやすくなるため、静電気が発生します。目安の湿度は、静電気が発生しやすくなるといわれている40%です。

特に、冬場やエアコンの効いた室内では湿度が下がりやすいため、静電気が頻繁に発生します。

髪の毛の乾燥

髪の毛自体が乾燥していることで、静電気が発生する場合もあります。これは、髪の毛の表面にあるキューティクルがダメージを受け、水分が失われて乾燥していくことが原因です。

乾燥した髪の毛は、外部の刺激に対して敏感になり、摩擦によって静電気が発生しやすくなってしまいます。

過度なブラッシングによる摩擦

過度なブラッシングは、髪の毛に摩擦を与えてしまい、静電気を引き起こすこともあります。これは、髪の毛の油分が失われることで髪の毛が乾燥しやすくなり、その髪の毛をさらにブラッシングすることで摩擦が生じることが原因です。

また、プラスチック製やポリエステル製など、使用するブラシの素材によって静電気が発生しやすくなる場合もあります。

着ている衣服の素材

着用する衣服の素材も静電気の発生に影響を与える場合があります。特にナイロンやポリエステルなどの化学繊維は、静電気を帯びやすい素材です。これらの素材は、髪の毛と接触することで摩擦が生じ、静電気が発生しやすくなります。

また、ウールとポリエステルといった異なる素材の衣服を重ね着した場合も静電気が発生しやすいため、重ね着が増える冬は特に注意が必要です。

2静電気が髪の毛に与える影響は?

髪を触りながら毛先を見つめる女性の画像

静電気が発生すると、髪の毛にダメージを与えるだけでなく、広がりやすくなったりスタイリングが乱れたりします。ここではその理由を詳しく解説します。

パサつきやうるおい不足などの髪の毛のダメージ

髪の毛が乾燥すると、静電気が発生しやすくなりキューティクルが剥がれる可能性が大きくなります。キューティクルは髪の毛の水分やタンパク質の流出を防ぐ大切なものです。静電気によってキューティクルが剥がれてしまうと、髪の内部にある水分が失われ、髪がさらに乾燥するという悪循環に陥る場合があります。

結果として、髪の毛自体が弱くなってダメージを受けやすくなり、パサつきや広がりなど見た目の健康も損なわれてしまうでしょう。

髪の広がりやスタイリングの乱れ

髪の毛が静電気を帯びると1本1本がプラスの電気を帯び、毛髪同士が反発し合うため、まとまりが悪くなります。スタイリングが思い通りにいかなかったり、セットしたのにすぐに髪が広がってしまったりする場合には、静電気を疑うとよいでしょう。

特に冬場など湿度が低い環境では、髪の毛がまとまらない、広がるなどに悩まされることが多くなります。

3静電気から髪の毛を守る対処法5選

様々な種類のブラシの画像

静電気から髪の毛を守るために、ヘアミストやオイル、静電気防止ブラシなどを使用するとよいでしょう。ここではおすすめの5つの対処法についてご紹介します。

ヘアミストやオイルを使用する

ヘアミストやオイルは髪の毛にうるおいを与えてくれるアイテムで、静電気の発生を抑える効果が期待できます。オイルは髪の毛の表面をコーティングして摩擦を軽減するため、静電気の発生を抑えるのに有効です。また、ヘアミストは髪の毛に均一に水分を与えることで、乾燥を防ぎます。

スタイリングの際にヘアミストやオイルを使うと、静電気を防ぐだけでなく、スタイリングをキープする効果もあるのでおすすめです。

静電気防止ブラシを使う

静電気防止ブラシを使用すると、髪をとかす際に静電気の発生を軽減できます。ブラシの素材に木製や天然木など静電気を逃がす効果のある導電性のあるものが使われており、通常のブラシと比べると髪に優しく、髪の絡まりを防いでくれます。

またブラッシングする際は、髪の根元から毛先に向かってゆっくりと動かすと、より効果的に静電気を抑えられるでしょう。

保湿力の高いシャンプー・コンディショナーを選ぶ

保湿力の高いシャンプーやコンディショナーを選ぶことで、髪の毛に必要な水分を補給し、静電気の原因となる乾燥を防げます。また、コンディショナーをつける際は、水で薄まらないようにシャンプー後の髪の水気を軽く切ってからなじませるとよいでしょう。

さらに、洗い流す際はぬるま湯を使って丁寧にすすぐことで、髪に残った成分が均一に浸透し、保湿効果が高まります。

部屋の湿度を保つ

乾燥した空気は静電気を発生させやすくするため、部屋の湿度を適切に保つことも大切です。
髪の毛にとっての適切な湿度は50~60%といわれています。加湿器を使用すると、室内の湿度をコントロールしやすくなるためおすすめです。特に乾燥しやすい冬場は、湿度計などを使用してチェックするとよいでしょう。

また、加湿器がない場合でも、濡れタオルを部屋に干すことで湿度を保つことができます。

ナイロン製品を避ける

ナイロン製品は、静電気を発生させやすい素材です。そのため、衣類や寝具など髪に触れるものは、ナイロン製品を避け、できるだけ天然素材のものを選ぶとよいでしょう。ナイロン以外でも化学繊維は静電気を発生させやすいものが多いため、注意が必要です。

もしナイロン製品を使用する場合は、静電気の発生を抑えるために、静電気防止スプレーを使用するとよいでしょう。

4外出先で髪の毛に静電気が発生したときの対処法

アルタイム リペア製品を使用する女性の後ろ姿の画像

外出先で静電気が発生して、スタイリングが崩れることもあるでしょう。そういった場合に知っておきたい対処法をご紹介します。

お直し用のミストやスプレーを持ち歩く

外出先で静電気が発生した際にすぐに対処できるよう、お直し用のヘアミストや静電気防止スプレーを持ち歩くのがおすすめです。気になったらこまめに塗布すると、スタイリングをキープできます。

外出先でスタイリングを整える際にサッと使えるような軽量タイプのものを購入しておくと便利です。アルタイム リペア ミラクルヘアトリートメントは通常より小さい30mlサイズが販売されています。これを持ち運ぶのもよいでしょう。

まとめ髪にアレンジする

静電気による髪の毛の広がりを防ぐために、まとめ髪にするのも一つの手です。髪の毛をまとめることで髪の毛同士や衣服との摩擦を減らし、静電気の発生を抑えられます。髪の毛が顔にまとわりついて気になる、という悩みにもおすすめです。

まとめる際には、結び目にゴムではなくシルクやサテン素材のシュシュを使うと、髪の毛への摩擦をさらに減らせます。

5髪の毛の静電気対策にもおすすめ!ウエラ プロフェッショナルのアルタイム製品

アルタイム リペアのトリートメント3種類が並んでいる画像

アルタイム リペアは、日本の女性の髪を「もっと強く、もっと美しく」するために開発された製品です。瞬時に効果を発揮し、髪の毛のダメージを補修するトリートメントを好みや髪の毛の状態に合わせて選べます。

アルタイム リペア ミラクルヘアトリートメント

  • ミストタイプで持ち運び用にもおすすめ
  • 髪の毛の状態に合わせてオイルやミルクを重ねての使用も可能

アルタイム リペア ミラクルナイトトリートメント

  • 寝ている間の枕や髪の毛の摩擦からの保護におすすめ
  • 軽い質感でつけ心地のよいミルクタイプのトリートメント

アルタイム リペア ミラクルヘアオイル

  • ヘアアイロンやコテの熱から髪の毛を守るために朝のヘアセット前の使用におすすめ
  • オイルトリートメントで髪のキューティクルをしっかり補修

6髪の毛に静電気が発生することに関するQ&A

髪の毛の静電気にまつわるさまざまなお悩みについて、わかりやすく回答します。

Q.冬になると髪の毛の静電気がひどくなるのはなぜ?

A.空気中の水分が減り、乾燥するためです。

冬は湿度が低い上、暖房の使用でさらに湿度が低くなり、空気がとても乾燥します。静電気は湿度が40%を下回ると発生しやすくなるため、湿度に気を配り、髪の毛が乾燥しないよう注意するとよいでしょう。

また、着ている服の素材によって静電気が発生する場合もあるため、重ね着が増える冬は特に注意が必要です。

Q.髪の毛の静電気除去グッズでおすすめは?

A.天然素材のブラシやヘアオイルやミストなどのヘアケアグッズです。

ブラッシングする際は、静電気が発生しづらい天然素材で作られたヘアブラシを使いましょう。

また、髪の毛に潤いを与える保湿成分の含まれたシャンプーやコンディショナーを使ったり、日中ヘアオイルで補修したりするのも静電気防止に効果的です。

Q.髪の毛の静電気をすぐに治す方法は?

A.ヘアミストや静電気防止スプレーを使いましょう。

静電気の発生を感じたら、お直し用のヘアミストを使用しましょう。外出先でもこまめに対処できるよう、携帯用サイズを持ち歩くのがおすすめです。また、洋服の素材に影響されて髪の毛が静電気を帯びている場合には、洋服に静電気防止スプレーをかけるもよいでしょう。

7髪の毛の静電気対策をして、心地よく過ごしましょう

この記事では、髪の毛の静電気について、発生する原因の解説や対策方法の紹介をしました。髪の毛が広がりやすい、まとまらないと悩んでいる場合には、静電気が原因かもしれません。静電気は湿度が下がり空気が乾燥すると発生しやすくなるだけでなく、髪の毛自体が乾燥していることでも発生します。シャンプーやコンディショナーを選ぶ際には保湿成分が含まれているかチェックし、必要に応じてヘアオイルやヘアミストも使用しましょう。

アルタイム リペアを取り扱うウエラ プロフェッショナルでは、日本の女性の髪を「もっと強く、もっと美しく」するために、さまざまな製品を開発しています。持ち運びしやすいヘアトリートメントはもちろん、ナイトケア用のトリートメントもご用意しています。髪の毛のダメージ補修をしつつもカラーやパーマなどを楽しみたい方は、ぜひアルタイムのヘアアイテムをご覧ください。

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