2025.09.16
効果が出ないのは使い方のせい?洗い流さないトリートメントの使い方や種類を紹介

洗い流さないトリートメントは、塗布した後に洗い流す必要がないタイプのトリートメントです。家でのヘアケアとしてだけでなく、スタイリングの際や外出先でのケアにも使用できます。この記事では、洗い流さないトリートメントの種類や使い方を紹介します。日頃から美髪ケアに力を入れたい方はぜひ参考にしてください。
1洗い流さないトリートメントは洗い流すタイプと何が違う?

使用タイミング | |
---|---|
洗い流さないトリートメント | タオルドライ後 |
洗い流すトリートメント | シャンプー後 |
洗い流さないトリートメントは、髪に塗ったまま洗い流さずに使えるヘアケア製品です。髪の表面に長時間とどまることで、保湿効果が持続し、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱から髪を守る役割も果たします。
一方、洗い流すトリートメントは、シャンプー後の髪に塗布して数分置いたあとに洗い流すことで、髪の内部に必要な成分を届けてダメージを補修します。
髪質や目的に合わせて最適なトリートメントを選ぶことで、髪の健康を保ちながら理想のスタイルをキープできます。
2洗い流さないトリートメントの種類

洗い流さないトリートメントにも、いくつか種類があります。それぞれで特性が異なるので、自分に適したものを選びましょう。
ヘアミルク
ヘアミルクは、髪にうるおいを与えつつ、軽い仕上がりにできるトリートメントです。乳液状のテクスチャーが特徴で、髪に自然なやわらかさをもたらします。また、ヘアミルクはスタイリングの際のベースとしても優秀です。髪を扱いやすくし、スタリングの持ちをよくする効果があります。
こんな方におすすめ!
- 髪が乾燥しやすい方
- 髪の広がりを抑えたい方
ヘアオイル
ヘアオイルは、髪にツヤを与えながら保湿効果を高めるトリートメントです。少量ずつ手のひらでよく伸ばしてから髪に塗布すると、べたつかず、毛先までなめらかな質感に仕上がります。また、ドライヤー・ヘアアイロンなどの熱から髪を守る働きもあり、スタイリング前に使うことでダメージを防ぐ効果が期待できます。
こんな方におすすめ!
- 髪にツヤ感が欲しい方
- 髪のダメージを補修したい方
ヘアミスト
ヘアミストは、髪全体に均一に塗布しやすいスプレータイプのトリートメントです。ほかの洗い流さないタイプと比べて軽めの仕上がりが特徴で、髪に自然なツヤとうるおいをもたらします。
少量の容器の製品は持ち運びにも便利で、外出先でも手軽に使えるのが魅力です。
こんな方におすすめ!
- 細くて柔らかい髪の毛の方
- ふんわりさらさらに仕上げたい方
ヘアバーム
ヘアバームは、髪をしっかり保湿できる固形タイプのトリートメントです。そのままでは伸ばしにくいため、少量を手に取り、手の温もりでやわらかくしてから塗布すると使いやすくなります。
やわらかくなったバームは髪に自然なツヤとしっとり感を与え、まとまりのある仕上がりに導いてくれます。保湿力とセット力のバランスが良いため、スタイリング剤としても活用できます。
こんな方におすすめ!
- 髪のまとまりをよくしたい方
- スタイリングを長時間キープしたい方
3洗い流さないトリートメントの効果的な使い方

ここでは、洗い流さないトリートメントの効果的な使い方を解説します。お風呂上がりに使用する場合と朝のスタイリングで使用する場合で使い方が違うのがポイントです。
【朝】スタイリングに使う場合
- ヘアミストや水で気になる部分の髪を濡らす
- 適量の洗い流さないトリートメントを手にとる
- 手のひらに伸ばす
- 毛先・髪の中間・髪の内側の順につける
- ドライヤーで乾かしブローする
- ヘアアイロン・コテでセットする
- 髪のツヤ感やセット力をプラスしたいときはワックスやヘアオイルを併用する
朝のスタイリング前に洗い流さないトリートメントを使うことで、髪に自然なツヤとまとまりが生まれます。さらに、スタイリング剤と組み合わせることでヘアスタイルの持ちが良くなり、髪のボリュームを抑える効果も期待できます。
髪質や仕上がりの好みに合わせて、オイルタイプやミルクタイプなど最適なトリートメントを選ぶことで、毎朝のスタイリングがより快適になります。
【夜】お風呂上りに使う場合
- 丁寧にタオルドライする
- 適量の洗い流さないトリートメントを手に取る
- 手のひらに伸ばす
- 毛先・髪の中間・髪の内側の順につける
- 手のひらに余った分を前髪につける
- 髪をとかす
- ドライヤーでしっかりと乾かす
髪がまだ湿っている状態で洗い流さないトリートメントを使うと、保湿効果が高まり、成分が髪の内部までしっかり浸透します。特にドライヤーで乾かす前に使用することで、熱によるダメージを防ぎ、しっとりとした仕上がりに整えられます。
また、夜寝る前に洗い流さないトリートメントを使用すると髪の表面をコーティングしてくれるため、寝ている間の乾燥や摩擦から髪を守り、翌朝のスタイリングがスムーズになるでしょう。
4洗い流さないトリートメントを使用する際のポイント

洗い流さないトリートメントを使用する際のポイントを紹介します。誤った使い方をすると、髪のべたつきや頭皮トラブルを起こす場合があるので、ご自身の使い方を振り返ってみるとよいでしょう。
頭皮や髪の根元につけない
洗い流さないトリートメントを髪の根元につけると、髪が重くなってしまい、せっかく整えたヘアスタイルが崩れやすくなることがあります。また、頭皮に過剰な油分が残ると毛穴が詰まりやすくなり、フケや頭皮トラブルの原因になることもあるため注意が必要です。
こうしたトラブルを防ぐためにも、洗い流さないトリートメントは髪の中間から毛先を中心に塗布するようにしましょう。
つける量に気を付ける
ヘアケア製品 | 使用量の目安 |
---|---|
ヘアオイル | 3~5プッシュ |
ヘアミスト | 5~10プッシュ |
ヘアミルク | 5~10プッシュ |
※アルタイム リペアの使用量を参照。製品により適量は異なります。
洗い流さないトリートメントは、つけすぎると髪がべたつきやすくなり、せっかく整えたスタイルが崩れてしまうことがあります。特に細い髪の方は、少量でも十分な効果が得られるため、使用量には気をつけたいところです。
適切な量を使えば、髪に自然なツヤとうるおいを与えながら、軽やかでまとまりのあるヘアスタイルをキープできます。
洗い流さないトリートメントは、それぞれの製品によって適切な使用量の目安が決められているため、パッケージの表記に従い、少量ずつ質感を確かめながら使うとよいでしょう。
4アルタイム リペアの洗い流さないトリートメント

アルタイム リペアは、日本の女性の髪を「もっと強く、もっと美しく」するために開発された、ダメージケアに特化したヘアケア製品です。瞬間ダメージ補修による毛髪内部の強化と、髪の保護機能のサポートをします。ご自身の好みや髪の状態に合わせて、3つの中から洗い流さないトリートメントを選びましょう。
6洗い流さないトリートメントの使い方に関するQ&A
ここでは、洗い流さないトリートメントの使い方に関するよくある質問を紹介します。使い方に迷った際の参考にしてください。
Q.洗い流さないトリートメントは乾いた髪にも使える?
A.朝のスタイリング時や外出先など、乾いた髪にも使用できます、
乾いた髪に使う場合は、少量のトリートメントを毛先を中心にやさしくなじませるのがポイントです。朝のスタイリング時に取り入れることで、髪をケアしながらセットでき、ツヤやまとまりもプラスできます。
Q.洗い流さないトリートメントはリンスやコンディショナーの代わりになる?
A.完全に同じ役割を果たすことはできません。
洗い流さないトリートメントとリンス・コンディショナーは、それぞれ期待できる効果が異なるため、代用するのは難しい場合があります。髪の状態や目的に合わせて、最適なアイテムを選ぶことが大切です。
Q.男性が使用する場合の洗い流さないトリートメントの使い方は?
A.基本的には女性と同じ使い方で問題ありません。
男性も髪のダメージを補修したり、乾燥を防いだりするために洗い流さないトリートメントを使うのは効果的です。使用する際は、毛先を中心に少量をなじませることで、自然なツヤとうるおいが生まれ、扱いやすい髪に整います。
7洗い流さないトリートメントの正しい使い方をマスターして美しい髪へ
洗い流さないトリートメントは、トリートメントが長時間髪に留まるため、洗い流すトリートメントと比較して、高い保湿効果が期待できます。また、夜の洗髪後だけでなく朝のスタイリングの際にも使用できるので、使い方の幅が広いのも特徴です。
ウエラ プロフェッショナルのアルタイム リペアでは3つのタイプの洗い流さないトリートメントがあるため、ご自身の髪質や好みに合わせて選び、正しい使用方法で美しい髪を目指しましょう。